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鈴木ひろ子

こんにちは鈴木ひろ子です。

2003年6月1日発行
第189号

suzuki@jcp-shinagawa.com

無料 法律・生活相談会
日時:2024年02月22日(木)17:30~
会場:鈴木ひろ子事務所 中延2-11-7 3783-8833
弁護士さんが対応します。どんな問題でもお気軽に。


品川区が小・中学校の学力テスト 学校別成績を公表
今回も、子どもたちや現場の声も聞かずに

これ以上くらべられるのはいや!」
子どもたちの悲鳴のような声が聞こえてきます。

 品川区教育委員会は、中学校1年生全員を対象に4月に実施した学力テストの結果について、中学校ごとの成績を公表し、さらに卒業した小学校別の成績も公表すると新聞報道で発表しました。6月には公表するとして います。

 品川区はこれまでも「学校選択制」や「小中一貫校」など全国にも例のない新しい施策を行うのに、父母や地域の意見も、現場の先生の意見も聞かずに、トップダウンですすめてきました。今回の学力テストの成績発表についても、突然新聞発表という全く同じやり方で、しかも5月に報道、6月には公表と高橋区長の「決めるのは私」の姿勢が貫かれています。こどもたちの未来がかかった教育がこんなすすめ方でいいのでしょうか。

学校間競争・序列化を進める

 教育評論家の尾木直樹氏は、点数公表は「序列化が生じ、教育現場の点数競争を引き起こす」とし、「子どもの学力はトータルなもの。スポーツが得意だとか創作劇がうまいだとか、人の痛みをわかる優しさがあるとか、さまざまな価値観があっていい。それが小学校ごとの点数まで出したら、学校から点数を競わせる教育になってしまわないか」 と指摘しています。

 都教組品川支部も「学校間の成績向上競争が激しくなり、学校選択制と相まって学校の序列化が一層顕著にすすむ」とし公表と、来年度からの学力テスト実施の中止を求めています。

 子どもたちは人と比べて評価されることが嫌いです。それよりも「みんなが自信のもてる教育をしてほしい」と言います。

 少人数学級でどの子にも行き届いた教育こそ求められているのではないではないでしょうか。

「我が家も水害がたいへんなんとかしてほしい!」

 「チラシをみたが我が家も水害がたいへんなので調査して対応してもらいたい」…旗の台4丁目の方と中延5丁目の方から相談がありました。

 「4年前も昨年もたいへんな被害にあい、夜、雨の音がすると目がさめてしまう。夜中でも、風邪を引いていても、雨水が下水に流れ込むように雨水マスをあけている。ストレスで体調も崩してしまった」とのことでした。

早速、グレーチング蓋に替え、道路横断側溝などの対策も検討

 早速、下水道河川課長さんと調査を行い、旗の台が6ヶ所、中延が1ヵ所、コンクリートの雨水マスを金網のグレーチング蓋に替えていただきました。(写真) 道路横断側溝も周りの方との合意を得ながらどこにつけられるか検討中。また下水の流れについても検討がされています。


(コンクリートの雨水マスをグレーチング蓋に替えた)