日本共産党品川区議団TOPへ         「こんにちは鈴木ひろ子です。」目次へ

鈴木ひろ子

こんにちは鈴木ひろ子です。

2001年10月28日発行
第122号

suzuki@jcp-shinagawa.com

無料 法律・生活相談会
日時:2024年02月22日(木)17:30~
会場:鈴木ひろ子事務所 中延2-11-7 3783-8833
弁護士さんが対応します。どんな問題でもお気軽に。


精神障害者施設の充実は家族の切実な願い
品川区でも生活支援センター設置の方向
生活支援センターは1年以内に計画します

 私は決算特別委員会4日目、精神障害者施策を取り上げ質問しました。

鈴木「生活支援センターの実施計画の時期をはっきり打ち出していただきたい」

新見保険高齢事業部長「具体的に検討しているので近くご報告できる」

鈴木「近く近くと言うことで1年間過ぎてしまった。ぜひいつ頃か言っていただきたい」

新見部長「近くというのは一年後ではないと言うことです」 「生活支援センター」とは精神障害者の日常生活の支援を面接や電話、訪問などによって行い、服薬や金銭の管理、自立的な活動や地域住民との交流の場の提供などをするもので、都内に18ヵ所設置されています。

 この問題では、昨年わが党の南議員が取り上げたときも、また毎年家族会から区議会に出されている請願審査のときも区は「13年度から実施の3次長計の実施計画の中で具体的に検討する」と答弁。具体的な時期ははっきりしませんでした。今回「1年以内」と初めて時期を明らかにしました。1日も早い設置が待たれています。

 その他の施策では、ホームヘルプサービスは14年度から実施、授産施設も生活支援センターと共に検討中とのこと。さらに共同作業所の増設や各施策の質の充実が求められています。

手帳や年金など制度の周知を

 区内の精神障害者は推定で3200人と言われています。そのうち保健福祉手帳を取得している方は321人、1割に過ぎません。手帳を取得すると、都営交通乗車証の交付や税制の優遇措置、生活保護の加算、都営住宅の特別減額などが受けられます。

また、障害年金の制度もありますが、品川区では精神障害者の受給者数を把握していません。しかしかなり少ないことは明らかです。

 ある方は20年以上病院にかかっていますが制度を知らず年金を受けていませんでした。5年前に手帳を取得したときも説明されていません。今回友人に聞いて初めて知り、手続きをしたとのことです。

 対象となる方にお知らせすることは当然のことです。私はこの点も質問しました。

鈴木「制度を知らないために受けられないという事がないよう、保健所での相談時など必ず年金や手帳の紹介をしていただきたい」

保健サービス課長「不十分な点があるようなので再度徹底させます」と答弁しました。


西中延後援会
「ポンペイ展」に行く

西中延支部長 梅木健三

 10/20(土)第1回「趣味と食いしん坊の文化会」と題して両国の江戸東京博物館で開催中の「ポンペイ展」を鑑賞しました。 
 約2千年前、イタリア南部一万数千人の都市ポンペイがヴェスヴィオ火山の噴火で一瞬のうちに火山灰に埋もれました。一七〇〇年代に発掘されたポンペイは色彩豊かな絵画といい、窓ガラスや水道、コイン、医療器具など現代と変わらぬ優れた都市文化で目を見張るばかりでした。
 お昼のお楽しみは両国のビアステーションで地ビールと「ちゃんこ定食」。食欲と文化の秋を堪能しました。
第2回目検討中。お楽しみに!