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沢田英次

沢田英次(前区議会議員)

2000年10月〜2006年12月のニュースを掲載しています。

2005年12月4日発行
第1126号


許せません!居丈高な自民、公明、民主
陳述要請すら拒否
文教委-30人学級求める請願不採択

区議会文教委員会は11月28日、品川保育問題協議会(保問協)が提出した「一人一人の子どもたちが大事にされる品川区を求める請願」を審議。公明、民主、自民、無所属の会の議員は陳述要請を拒否、わずか一日の審議で不採択にしました。

港区議会では陳述は制度化、大半の団体が冒頭で発言

この請願は保育園充実など7項目の要求をしていますが保育園関連は厚生委員会に、スマイルスクールの実態調査とおやつの提供、30人学級実現は、文教委員会に分割して審議しました。

請願には4700余名の署名が添付。請願者は「趣旨を説明したい」ので委員会陳述を要請しました。

当初、陳述の取り扱いをめぐり、三上博志委員長(公明)より「陳述は意見表明の前(採決時)におこなうことでどうか」と提案があり論議になりました。

私は「請願者が陳述は、請願書の趣旨を補充する目的で審議に役立てるためにおこなうものであり、採決前におこなうのでは意味がない」また「主権者区民の陳述要請は、どんな団体でも断るべきでない」と主張。「陳述はいつも意見表明の前におこなうのが通例となっている」などの意見もあり、公明、区民連合(民主)、自民、しながわ自民、無所属の会の反対で陳述をおこなわないことを決定しました。

となりの港区議会では、審査直前に5分から10分の陳述をおこなうことが制度化されています。これらの党は「何様だと思っている」のでしょうか。私は区民に開かれたやさしい対応の議会となるようがんばりたいと思います。

保育運動の要職つとめた西本貴子議員
陳述要請になぜ反対するのか

無所属の会の西本貴子議員が、請願を不採択にしたばかりか陳述要請にすら反対したことは保育運動への裏切り行為であり許せません。

同議員は保育問題協議会の副会長、品川父母の会連絡会の会長などをつとめてきました。少なくとも審査の前に関係者の意見を聞くことをなぜ反対するのでしょうか。

西本議員は区議選時ホームページで「30人学級実現」を公約。なぜ30人学級を求める請願に反対したのでしょうか公約違反といわざるを得ません。