沢田英次(前区議会議員)

2000年10月〜2006年12月のニュースを掲載しています。

オーバルコート、第３地区、東五反２丁目開発で
一貫校の太陽全滅
子どもより大手ゼネコンの利益優先

本紙１１１０号で大崎地区小中一貫校東五反田第二地区計画によるの日陰の問題を取り上げましたが、新たにオーバルコート、大崎駅東口第３地区開発からも太陽が奪われることが明らかになりました。開発が進めば進むほど、学校の太陽が奪われる…これが都市計画といえるでしょうか。

都市計画事業に値しない
中塚議員が質問します

下の写真は建設中の一貫校です。足場が組まれているのが６階建て校舎。右が校庭になります。

来年4月開校めざし建設中の大崎地区一貫校

学校の東側にはオーバルコート（30階）、南側には大崎駅東口第３地区（28階）、南西側には東五反田２丁目地区開発（44階）が一貫校を囲むように建てられ、学校の太陽を遮ります。

区側は、私の文教委員会での質問に「（日影時間ついて）関係部署から連絡がきていない」と答弁。分かっているはずなのに答弁しない、ひどい話です。私の予想では校庭でオーバルコートは、午前中２時間半、第３地区は午後の日２〜３時間、東五反田２丁目地区は夕方２時ごろから２時間程度日陰の見込みです。結局、一貫校のグラウンドは日照は全滅となりそうです。

「夢と力を育む学校」と鳴り物入りで全国に宣伝してきた小中一貫校が終日日影とは…。

子どもたちや教育環境より、ゼネコンの開発を優先する姿勢が見え見えです。

この問題は、第３定例会二日目の22日、（10時40分頃から）日本共産党の中塚亮議員が一般質問で取り上げます。ぜひ、傍聴をお願いします。

総選挙ではお世話になりした
激戦の中、９議席（現状）確保

11日投票のおこなわれた総選挙では、自民党が圧勝。厳しい選挙戦の中、共産党は解散前の９議席を確保することができました。今後、みなさんと力を合わせ郵政民営化、庶民増税、９条改憲反対など全力をつくします。

皆さんには大変お世話になりました。