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沢田英次

沢田英次(前区議会議員)

2000年10月〜2006年12月のニュースを掲載しています。

2005年5月15日発行
第1105号


侵略戦争美化・憲法否定新しい歴史教科書つくる会
教科書採択を止めよアジア各国の「独立のための戦争だった」?

品川区教育委員会(区教委)は、来年から使用する中学生の教科書を決定します。とりわけ大きな問題となっているのは「新しい歴史教科書」をつくる会のメンバーが執筆した歴史と公民の教科書。歴史をゆがめ、侵略戦争を美化する「つくる会」の教科書を採択させてはなりません。

国際社会で名誉ある地位を 獲得したドイツとは大違い

「つくる会」の歴史教科書は日本の侵略戦争を「大東亜戦争」と表記。「自存自衛のための戦争でアジアの解放につながった」かのように記述しています。また、南京大虐殺や強制連行、従軍慰安婦などアジアの人々への加害の事実や植民地支配を正当化する内容になっています。
 アジア各地で2000万人もの人命を奪った事実を隠し「あの戦争は正しかったんだ」とするならば、日本は21世紀、世界から信頼されることは決してないし、生きていくことはできません。

先だって、中国・韓国で反日デモが相次ぎました。日本の大使館や民間企業を襲撃することは許せませんが、その背景に「日本は侵略戦争を反省していない」「再び軍国主義復活をめざしている」との不安が広がっていることを見逃してはなりません。

小泉首相の度重なるA級戦犯を合祀する靖国神社参拝、戦争美化の教科書検定合格、9条改憲の動き…その不安を根拠あるものにしています。

九日、第二次 世界大戦終結六十周年記念集会が国連本部で開かれました。ドイツのプロイガー国連大使は「われわれはあらゆる道義上の責任を負っており、ドイツの名において、ドイツ人が他の諸国民に押し付けた苦難への許しを請う」とのべ、改めてナチス・ドイツによる蛮行への謝罪を表明しました。

ドイツは侵略戦争への心からの反省と謝罪をおこなうことにより、国際社会に名誉ある地位を確立しました。

生徒たちに戦争を美化するような教育でなく侵略戦争が何であったのかを事実から学ぶことこそが大事ではないでしょうか。

教科書の決定(採択)は8月末

教科書決定の期日は8月31日。それに向け、現場の教師、学校長などで構成される検討委員会などで調査をすすめ、区教委で最終決定されることになっています。