日本共産党品川区議団TOPへ        沢田英次区議会報告」目次へ

沢田英次

沢田英次(前区議会議員)

2000年10月〜2006年12月のニュースを掲載しています。

2004年10月31日発行
第1082号


都市高速中央環状品川線
都市計画、アセス決定
許せない!自民、公明、民主の背信行為

 10月22日、東京都都市計画審議会(都計審)は賛成多数で都市高速中央環状品川線の都市計画変更、環境影響評価を自民、公明、民主の都議を含む委員賛成多数で決定しました。「共産党は大気汚染、環境悪化をもたらす計画」と反対しました。

4300億円の都費支出 大気汚染対策ないままの決定

 品川線は目黒区青葉台から品川区八潮間、9・4qを地下トンネルで結ぶ首都高速道路。地域では11町会が反対運動を広げ石原知事に3万2千名の署名添えて提出しています。

 共産党の松村都議は「新宿線と品川線をあわせとの出資金・貸付金を合わせ首都高速道路公団に4300億円も投入、一方で福祉など都民施策を削っている。品川線沿線で開発計画が目白押しでありアセスでもこうした影響を評価すべきだ」と環境悪化の問題を指摘しました。

 民主党は「換気所による大気への影響を懸念する、しながら基本的には賛成」と表明、自民、公明はまったく発言をしないまま賛成。

 自民党の佐藤裕彦、公明党の中山秀雄、民主党の馬場裕子各都議は都議会の請願書に紹介議員となっており、公約違反であり、住民への背信行為といわなければなりません。


緒方参院議員、秋田都議と中央環状品川線計画の現地調査。後が五反田換気所予定地


台風23号129戸が浸水
効果あげた、荏原調整池50%取り込む

 台風23号による被害が明らかになりました。区の調べによると区内全体では床上浸水40戸、床下浸水69戸主に、西品川、中延など浸水被害が集中しました。心配された不動前商店街は浸水被害はありませんでした。

 なお、雨水バイパス管(不動前から目黒川)は2300立方メートルの管(暫定貯留)に900立方メートルの貯留、荏原調整池は20万立方メートルのうち9840立方メートルを取り込んだとのことです。

 被害を受けた皆さんに心からのお見舞いを申し上げます。