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沢田英次

沢田英次(前区議会議員)

2000年10月〜2006年12月のニュースを掲載しています。

2004年9月12日発行
第1075号


乳幼児医療費助成…来年1月1日から
子どもの医療費全員無料に
10年越しの共産党の取り組み実る

 品川区の乳幼児医療費助成制度の所得制限が撤廃されることになりました。9月22日から始まる第三回定例会に条例改正案が提出されます。これにより就学前、13000名余の子供の医療費はすべて無料となります。

日本共産党の提案実を結ぶ 自、公、民など一貫して反対

 乳幼児医療助成制度は93年1月、0歳1歳児を対象に所得制限付でのスタート。子育て世帯にとって大変喜ばれました。

 日本共産党は保育団体、新日本婦人の会などと協力し、所得制限の撤廃、就学前までの対象拡大に取り組んできました。1995年に初めて条例改正案を提出して以来、今年3月までに8回条例改正提案を議会に提出してきました。

 ところが与党の自民、公明、区民連合(民主)無所属の会、生活者ネットは「区長がやろう、としないから」などまともな理由を示さずに一貫して反対、否決してきました。

 しかし共産党は否決後も区議会ニュースなどで報告。その結果、一、二年後に区長提案として改正案が出され、前進して来ました。今年3月議会にも所得制限(23区で唯一品川区が導入)撤廃の条例案、予算修正案を提出しましたが与党各党は否決しました。

 今後保育園の増設、子育て相談の充実、育児休業制度の改善などの実現のためにがんばります。

小学生の医療費も全員無料に 1万1千名余が無料に

 来年一月実施予定の小学生医療無料制度(子どもすこやか医療費助成制度)も所得制限の撤廃が行われることになりました。実施は来年1月1日からです。

 対象は小学全員で1万1千名余。品川区は当初、「一割(約1200人)の子どもを所得制限を設け対象外とする」としていましたが、乳幼児医療助成制度の所得制限撤廃にあわせ、方針を転換するものです。