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沢田英次

沢田英次(前区議会議員)

2000年10月〜2006年12月のニュースを掲載しています。

2002年10月6日発行
第990号


基金を取り崩して景気対策を
環境住宅リフォーム助成対象拡大を
決算委員会で質問…「検討」を約束

 「環境住宅リフォーム助成制度の対象拡大を」…10月2日決算委員会で私は、取り上げました。住宅課長は「来年度予算で検討したい」と答弁しました。この要求は今議会に東京土建など建設4団体が請願を提出し求めていたもので、9月24日の建設委員会で趣旨採択されました。

太陽光発電、太陽熱温水器に
限定したため問合せ2件のみ

 この日の私の質問は前段で、「品川区の540億円の基金残高は23区中港区についで2番となる。この基金を一部取り崩し、危機に直面する区民生活、中小企業を守るために対策を講ずるべきだと、主張。具体的には区営住宅の建設、住宅の耐震診断と補強さらに同助成制度を提案したものです。
 同制度は建設4団体の昨年の請願採択により今年から実施されたものです。しかし、助成対象を太陽光発電、太陽熱温水器などとし、工事費の5%(15万円を限度)を助成。実績は現在まで2件の問合せがあったのみとなっています。
 私は「住宅のバリアフリーや地震の備えの改修は広い意味の環境になるし、不況に苦しむ中小建設業にとって救いになることは明らかだ」と対象拡大を求めました。
 住宅課長は「全ての住宅を対象に、とのことだったが環境プラス地域産業の活性化という柱で来年度予算で検討したい」と答弁したものです。

板橋区は自宅の改良修繕が対象
12年度の実績は375件

 現在、同制度は品川区のほか板橋、豊島、目黒各区で実施されていますが、いずれも対象は自宅(マンションを含む)の改良・改善とリホーム全体としています。11年度の実績は板橋区が375件、目黒区では69件となっています。


「ホームレス失格」(松井計・幻冬舎)
     をぜひご覧下さい。

 妻子が品川区に保護されていることを突き止め、松井氏と沢田が品川区を舞台に共闘。しかし、奥さんが子どもを連れて失踪して1年5ヶ月未だに、会えず仕舞い。事実にもとづいたドキュメントです。