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沢田英次

沢田英次(前区議会議員)

2000年10月〜2006年12月のニュースを掲載しています。

2002年9月29日発行
第989号


八潮高校定時制を廃止しないで 
全会一致で 請願採択し意見書提出へ
よかった! 3500余の署名が力に

 区内の定時制高校のPTAの皆さんが中心に取り組んだ「品川区内の都立定時制高校に関する請願」は9月24日の文教委員会で全会一致で採択を決定、請願にもとづく「品川区内の都立定時制高校の存続に関する意見書」(案)も決定しました。

一橋高校に8定時制高校を統合
 関係者の意見を聞くべき

 石原都政は6月28日 「都立高校新配置計画」で八潮高校定時制を廃止、九段高校など他の7校と共に一橋高校の敷地内に千代田地区昼夜間定時制」に統合するなどの案を発表しました。
 品川区内には小山台、大崎、八潮、鮫洲工業高校の4校があります。計画が完全に実施されると1、区内の定時制の1学年8クラスから4クラスに減少、希望しても入れない生徒が多数出ること、2、京浜急行沿線では、すでに鮫洲高校定時制の廃止が決まっており八潮がなくなると一橋高校へは大変距離が遠くなり通学が困難となります。
 文教委員会では「定時制存続に対して区議会は過去2回意見書を出しているのにまた統合計画を出してくるのは納得できない」「私も定時制を卒業した。生徒たちの大事な学びの場であり存続させるべきだ」など、全議員が賛成の立場を表明。
 私は、下の不登校児の事例を紹介するとともに 「夏休み前の6月に計画を発表し10月に決める拙速さは問題だ。勤労青少年や不登校の生徒になくてはならない定時制の統合は大問題。意見書提出すべきだ」と述べました。

不登校の息子世田谷から徒歩で皆勤

 私の息子は今年大崎高校を卒業しました。学校に不信感があり中学にはほとんどいかなかった。いくつかの高校を受けたがいずれもだめ。最後に大崎高校の定時制を選んだ。息子はパニック障害があり、電車には乗れず世田谷から学校まで徒歩で通ったが、遅刻をしても『○時までにくればいいからね』と激励され、4年間1日も休まず通いきりました。大崎高校には感謝をしているし、近くにあればこそ通えた、と思う。子どもにとって大事な定時制を


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