りんかい線・天王洲アイル駅
今年3月31日に開業
街づくり・交通特別委員会での報告

　「りんかい線」は今年3月に東京テレポート〜天王洲アイル駅まで開通することになりました。大崎駅までの全線開通は平成14年12月の予定です。23日に開かれた街づくり・交通特別委員会での内容を報告します。

品川区の出資は12億円、
無利子貸付けは28億円

　「りんかい線」は新木場〜大崎駅間、12．2�qを結ぶ鉄道で、現在は新木場〜東京テレポートポート（4．9�q）を運行しています。もともと今年3月に大崎駅まで全線開通の予定でしたが、品川シーサイド駅（東品川4丁目開発地区）周辺でで地下水の噴出や複雑な地下埋設物が出てきたために工期を延長、天王洲アイル駅、今年3月の完成をめざしてきました。
　施工は日本鉄道建設公団、総事業費は3666億円（当初は2876億円）です。事業主の東京臨海高速鉄道�鰍ﾍ東京都、ＪＲ東日本、品川区、企業などが出資する第三セクター。品川区は出資金12億円、無利子貸付け金28億円を支出し、第3位の株主になっています。

大崎駅の開業は14年12月の予定

　私の委員会質問で大崎駅までの工事の状況も明らかになりました。
　天王洲アイル駅から大崎駅間（4．4�q）の工事は地下5階の大井町駅舎建設、大井町駅〜大崎駅間のトンネル工事など順調にすすんでいます。すでに大崎駅のホームも出来つつあります。14年12月の大崎駅開業時には埼京線も恵比寿から大崎駅まで延伸される予定です。列車は当面は四両編成、全線開通時には十両編成となります。
　なお、大崎駅の山手線、りんかい線のホームすべてにエレベーターとエスカレーターを設置する予定で、現在のコンコースも大幅に拡大されます。