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なかつか亮 なかつか亮ニュース 2004年6月13日発行
第73号

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大問題・なぜ、区教育委員会は資料提供を拒むのか!

 6月28日(月)より第2回定例会が行われます。党区議団は「すまいるスクール」の問題を取り上げる予定。急ピッチで調査活動を進めています。様々なデータ収集や現地調査は区議会議員の当然の仕事です

  しかし、区教育委員会はこうした党区議団の調査活動に対して、資料提供を拒み続けています。

 下の図をご覧下さい。この間、教育委員会がを提出を拒否した資料の一部です。

情報提供を拒否した資料
  1. すまいるスクール実施校(原小・浜川小・鈴ヶ森小・三ツ木小)の学校平面図
  2. 第7回教育委員会の議事録及び資料1と4(資料1:幼稚園教育職員の勤務手当てに関する規則の一部を改正する規則)(資料2:品川区社会教育委員の委嘱について)
  3. すまいるスクール事故集計書
  4. すまいるスクール職員配置表※

 

  1. 学校平面図

     「学校によってすまいるスクールの施設内容に大きな違いがある」保護者からこうした声をたくさん伺っています。施設の広さや設備内容の違いを調べるため、学校平面図の提供を求めました。しかし区教育委員会は情報提供を拒否。どうして子ども達が過ごしている学校施設の平面図が示せないのでしょうか。

  2. 公開中の教育委員会の議事録・資料

     公開されている教育委員会の議事録・資料も同様に提供されていません。23区の中では議事録をホームページで公開している区もあります。

  3. すまいる事故集計報告書

     昨年、川崎市の「わくわくプラザ」では今年4月以降の7ヶ月間で怪我が174人発生、11月には小学1年生の男子生徒が2階から転落。大事故が発生しています。品川区議会でも「職員体制」「安全確保」等真剣な論議が交わされました。 しかしこの資料も提供を拒否。私は文教委員会で追求しましたが「昨年の9月から3月までは20件。4月以降は8件」と述べるだけ。「どういう状況で事故が発生したのか」「怪我の程度、職員の対応は」等はいまだ不明です。

  4. すまいる職員配置表

     「すまいるの職員は何人配置されているのか」「4月以降はどのぐらい改善されているのか」こうした資料すら示されていません。  区内小中学校の職員体制は毎年公開されています。なぜ、すまいるの職員数は発表できないのでしょうか。(※この資料は文教委員会での追及後、提供されました)

開かれた教育委員会を・改善は急務!

 なぜ教育委員会は資料の提供をそれほどまでに拒むのでしょうか。この問題は今回だけではありません。 たとえば…

大崎地区小中一貫校日照権紛争

 昨年12月、教育委員会は大崎地区の小中一貫校計画を進める時に、建設予定地(第二日野小学校)に隣接するパラスト五反田マンションの住民に対し、計画の概要や日照図等の説明を行わず計画を強行。心配になった住民の方は教育委員会や都市開発課、学校に問い合わせたが「計画はできていない」「資料はない」とのこと。その後突然の建設計画にマンション住民はビックリ。一方的に7時間弱(1階)の太陽が奪われる事が判明し、大きな日照権紛争に発展しました。

 昨年の6月には議会に対し一貫校のイメージ図、日影図、工事工程表を添えた資料は提出されていました。

 なぜ半年前に議会には、資料を提出しているにも関らず、近隣住民の問い合わせに対しては「計画はできていない」「資料はない」と説明したのでしょうか。 区の都合で情報を操作することは許されません。

昨年、規則を改悪小中一貫校の審議が非公開に

 昨年の12月には教育委員会会議規則を改悪。品川区が決定する前の案件は全て非公開審議の対象となりました。これにより、一貫校の審議は全て非公開に。区民の目の届かないところでどんな話し合いをしているのでしょうか。

新しい学校作りは、もっと子ども達を主人公に。開かれた教育行政を

 行政が所有する情報は区民の財産です。区の一方的な思惑で情報を操作することは許されません。特に教育の現場では「押し付ける」事は、絶対にあってはなりません。区民に開かれた区政を。

なかつか亮