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みやざき克俊 みやざき克俊ニュース 2005年2月13日発行
第472号


品川区 2005年度予算案を発表
保育料の「3年連続値上げ」をストップ

 今月2日、日本共産党区議団に2005年度予算案(概要)の説明が区から行われました。区民要望の実現の一方で、大型開発をいっそう拡大、差別と競争の小中一貫教育を推進、給食調理代行を学校にも導入など多くの問題点が明らかに。予算審議の区議会第1回定例会は2月22日から3月29日まで開催されます。以下、予算案の特徴について述べます。

品川区2005年度予算案の特徴(一部紹介)
(1)大崎・大井町など大規模開発の拡大
(2)非常勤職員へ通勤費支給
(3)精神障害者生活支援センター設置
(4)学校・保育園の耐震補強工事
(5)差別と競争の小中一貫教育
(6)国保料・介護保険料値上げ
(7)ホームヘルパー利用料減額の廃止
(8)学童保育クラブ全廃 … などなど

 2005年度の品川区予算案は一般会計で1292億600万円と前年度比0・2%増、国保・老健・介護・用地の特別会計754億8300万円前年度比3・9%増。小泉内閣の「三位一体改革」により国庫負担は16・17年度で2億円の減少。一方、基金は新年度165億円繰り入れで17年度末400億円(16年度514億円)となります。

2005年度予算案で前進した主なもの

(1)来年度の保育料値上げをストップ 区は「9%づつ3年連続値上げ」と説明していた。
(2)学校施設の耐震補強工事の拡大―耐震診断を小5校、中1校、補強工事は、設計が小8校、中3校、幼4園、工事が小6校、中1校、幼1園。なお、学校改築は第二延山、小山小も。
 保育園の耐震診断・補強工事は大井、荏原、西品川の3園
(3)高齢者施設設置へ都南病院跡地購入―小山の家隣地(旧亀田邸)も購入へ
(4)非常勤職員へ交通費支給
(5)精神障害者生活支援センター開設
(6)ホームレス対策強化(都区共同で生活サポート、就労促進)
(7)技能マイスター派遣の新設
(8)密集市街地整備―事業計画―東中延1・2、中延2・3、二葉3・4、西大井6、整備計画―豊町4・5・6の各地域

問題点の主なもの

(1)大規模開発の拡大と推進―
大崎駅東・西口開発、東五反田2丁目第2地区、大井広町地域の構想を策定へ。武蔵小山・小山3丁目地区のビル建設計画など大規模開発に46億円投入。
(2)小中一貫校建設(大崎・大井)と小中一貫教育(市民科、習熟度、ステップアップ、教科担任、小学校で英語教育)の18年度全校実施へ準備すすめる
(3)学校にも給食調理代行を導入―台場小、荏原5中、戸越台中で実施へ
(4)「子育て支援」は前進・後退の両面が…
 ○学童保育跡地での保育定員 拡大と定数弾力化(詰め込み)
 ○在宅育児支援―ファミリー 子育て体験9園とオアシスルー ム(水神・東大井)。既存保育 への「シワ寄せ」心配
 ○幼保連携の拡大(大崎保育 園、台場幼稚園)、幼児教育 型保育の拡充
 ○認証保育園(国基準より低 い都の制度)の増設と第3者 評価導入(評価結果は公表を)
 ○各種保育―病気の子どもの 保育(キッズベル品川)
(5)国保料の値上げ(均等割を一人当たり年1900円)
 介護保険料2号被保険者(40歳〜64歳)所得割「100分の26」を「100分の32」に、均等割1万800円を1万2千円にそれぞれ値上げ。
 介護保険の1号被保険者も、老齢者控除廃止により保険料アップの影響も
(6)防犯対策強化―防犯カメラ設置(商店街3ヶ所)、わんぱくパトロールなど。防犯強化の名で「監視社会」の危惧も
(7)臨海高速鉄道・ケーブルテレビへ増資。しながわ水族館のアザラシ館新設
(8)学童保育廃止、すまいる39校に(大崎の小中一貫校以外すべて)。
(9)区立図書館の運営委託と学校図書館運営も委託先に任せる。リボンもNPO委託。
(10)ホームヘルパー利用負担軽減、訪問歯科診療事業を廃止。

その他

○障害者支援費制度によるケアマネしくみづくり、介護予防(脳と筋トレ) ○配食サービス全中学校に ○防災対策―衛星携帯電話、備蓄物資、学校避難所機能強化 ○ごみ各戸収集を全区で ○中小企業融資斡旋の対象とワク拡大、○耐震補強工事融資あっ旋利率優遇――など。

 以上が品川区2005年度予算案の簡単な紹介です。詳しい資料をみたい方はご連絡ください。