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みやざき克俊 みやざき克俊ニュース 2004年5月2日発行
第440号


国民は反対なのに自民・公明がゴリ押し
年金改悪の強行を許すな

 保険料値上げし支給は減らす…国民はこんな年金改悪を認めていません。自民・公明による採決の強行、ゴリ押しは許せません。(下に住民の声)

 年金改悪、自民・公明の政府案はわずかな国会審議でも3つの大問題(上図参照)が浮き彫りになりました。現在でも1千万人が保険料を払いたくても払えない事態なのに、これ以上負担を増やしたら「年金の空洞化」を加速させてしまいます。

 しかも、提案する側の大臣の年金保険料未払いも明らかに、小泉内閣には年金「改正」をすすめる資格はありません。

 日本共産党が提案している誰でも最低月額5万円は受け取れる「最低保証年金制度」こそ求められています。高速道路建設や軍事費など税金のムダ遣いを削れば財源はつくれます。

私たちは年金改悪に反対です

◆大臣が保険料を払ってなかったのは腹が立つ。知らなかった訳がない。いっぱい献金もらうから年金なんか関心ないのだろう。いまは家賃が安いからやっているが、年金減ったら暮らせない。(男性・78才・豊町6)

◆年金はあてにならない。「もらえたら儲けもの」ぐらいに考えていないと暮らしていけない。(男性・商店主・戸越6)

◆仕事がないので、減額承知で年金もらう手続きした。個人情報だから大臣の掛け金の納入状況を公開しないというのはおかしい。(男性・60才・戸越5)

◆月額6万3千円の国民年金では足りず、シルバーでも働いている。家賃が安いので暮らせるが、年金は減らさないでほしい。(女性・76才・西大井6)

◆病気で働けず60才から年金もらっている。月額5万円弱しかなく固定資産税も支払えない。衣類は兄弟の古着だ。自民党・公明党は庶民の暮らしがわかっていない。(男性・63才・戸越5)

◆年金で足りず息子から援助してもらっている。病気なく医療費がないのでやれるが、減らされたら困る。庶民から小額でも取るのに役人や議員の特権もひどい。(女性・78才・豊町2)

◆いま家賃がないからいいが、年金が15%も減らされたらやっていけない。血圧の治療費もかかる。不幸が重なり香典代も増えている。貯金が減ると心細くなる。(女性・82才・豊町4)

◆腰痛ひどく洋裁の仕事できなくなった。年金は月6万円足らず。ここから介護保険料も引かれている。ここからさらに減らされたら生活できない。大臣が保険料払ってなかったなんてふとどき千万。議員年金もらえるからだろうが、ふざけるなと言いたい。(女性・75才・二葉4)


区議会の無所属議員 民主に合流

 3月27日、無所属だった川西絹子議員が民主党中心の品川区民連合に所属を変更しました。品川区議会の新しい会派人数は、自民13、公明8、区民連合8、共産7、無所属の会4、生活者ネット2となりました。

当ニュースは次週の発行を休みます。みやざき克俊