日本共産党品川区議団 -みやざき克俊ニュース- 第408号

		2003年8月31日発行第408号

ｱﾙｾﾞﾝﾁﾝ債追及の｢会｣新たに署名運動展開
12月損害確実に｢相見氏に賠償させよ｣と

　アルゼンチン国債の購入問題の真相究明と損害賠償を求める会は、8月26日の世話人会で高橋区長に対する新たな陳情署名運動をすすめることを決定しました。10月10日にはシンポジュウムを予定しています。

アルゼンチン債問題での宣伝・署名運動(昨年8月戸越銀座商店街)

　品川文化振興事業団購入のアルゼンチン債(総額1億6千万円)のうち1億円分が今年12月に満期。しかし、「アルゼンチン国債は7割を債権放棄、残り3割分は5年間の分割で償還」とマスコミは伝えています。

　ところが、高橋区長は、アルゼンチン債は相見元助役(当時、品川文化振興事業団副理事長)が勝手に購入したと言うのに、損害賠償もせず相見氏をかばっているのです。

　同会が始める陳情署名は、

1.相見氏に損害賠償を求めること、
2.なぜ、損害賠償を求めないのか区民に説明すること

―の2点。署名運動にご協力をと区民に呼びかけています。

介護保険、乳幼児医療費などで日本共産党が厚労省に要望

　8月6日、日本共産党東京都委員会と東京選出の国会議員、同予定候補が厚生労働省と交渉しました。日本共産党が提出した要望を紹介します。

厚生労働省に提出した
日本共産党の要望（要旨）

介護保険制度の改善について
　1．住民税非課税世帯の保険料や利用料の軽減・免除
　2．特養ホームなど介護サービス基盤の整備、充実
　3．ホームヘルパーやケアマネージャーなどの待遇改善

障害者・難病患者施策の改善について
　1．支援費制度について、サービス基盤の整備、利用者負担の軽減など抜本的改善
　2．「社会復帰施設の施設整備計画」の全てに補助金を
　3．10月からの難病医療費の自己負担引き上げの中止

保育・学童保育施策
　1．保育所の待機児童解消への予算措置
　2．保育の充実、改修は最低基準を崩さずに
　3．無認可保育所の運営改善へ国が対策を
　4．学童保育の増設と指導員給与の改善

乳幼児医療費無料制度の創設・小児医療体制の整備充実
　1．乳幼児医療費無料制度を国制度に
　2．小児救急医療など小児医療体制の充実・整備
　3．妊産婦検診や出産費用、不妊治療の患者負担軽減