新婦人の会が｢わが街ウオッチング｣運動
公園改善要望に早速区が対応

　｢公園のトイレが明るくなった。こうした取り組みを続けたい｣…新日本婦人の会(新婦人)戸越班の方々が｢自分たちの街を住みやすく｣と『わが街ウオッチング』を実施。今回は地域の公園で気のついたことを区道路公園課に要望しました。

こうした取り組みを続けようと話す新婦人戸越班のみなさん(19日、豊町5丁目児童遊園にて)

　今回区に提出した要望は、上神明児童遊園など7カ所の公園をウオッチングして気がついたことを9項目にまとめたものです。

　『わが街ウオッチング』は、新日本婦人の会が全国で取り組んでいる運動。同会の戸越班では、｢公園のトイレを明るく、きれいにしてほしい｣との会員の声を受け、まず、公園をウオッチングしようと相談がまとまりました。6月に近隣7カ所の公園を調査、7月30日には同班から4名が参加して区に要望書を提出しました。対応した道路公園課長は、「早速調査を行い対応したい。結果はお知らせする」と約束しました。

｢こんどは町じゅうでやりたい｣

　8月になると早速、荏原土木事務所から連絡。ベンチへの日よけなどは地域住民と相談が必要だが、戸越公園トイレは屋根の掃除と植栽せん定により採光を改善。豊町5丁目児童遊園の水は出るようにした…など返事が寄せられました。また、課長に口頭でお願いした戸越南公園脇道路の違法駐車に対する看板設置、立会道路の植栽も歩行に邪魔になっている部分も剪定したと回答がありました。

　会の方々は、自分たちの願いが届いたと喜びの声とあわせ、「トイレなど今回返事のなかったものも改善したい」、「公園だけでなく町じゅうやりたい」と張り切っています。