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みやざき克俊 みやざき克俊ニュース 2001年4月1日発行
第300号


440億円も貯金する一方で国保料値上げ、身障者福祉削減
大崎2丁目開発など
大型開発推進の予算が成立

日本共産党は介護保険の負担軽減で予算修正案

 二十九日に予算議会が終了。新年度予算は介護保険の低所得者保険料減額や中小企業対策、乳幼児医療費助成など住民要望と日本共産党の提案が反映している反面、莫大な税金投入の大型開発推進、低所得者施策の後退など大きな問題が浮き上がりました。

 一部住民要望も反映しているが…総合的に判断して日本共産党は予算に反対しました。

品川区2001年度予算の特徴

評価できるもの

1.低所得者の介護保険料減額
2.乳幼児医療助成拡大
3.中小企業振興策
4.学校施設の改善
5.水害対策
など…

評価できないもの

1.心身障害者福祉手当への所得制限など低所得者施策の後退
2.国民健康保険料均等割り引き上げ
3.自転車駐輪場有料化と撤去料値上げ
4.特養老人ホームや区営住宅建設拒否
5.福祉職員削減と保育園給食の外部委託
6.格差広げる学校選択
7.大型開発推進
など…

 KSDや機密費疑惑など汚れた金まみれの森自公保連立政権は、完全失業者三二◯万人にも対策がないばかりか相次ぐ社会保障の後退など国民生活をさらに苦しめています。こうしたなかで自治体が住民の福祉・くらしを守ることが求められていますが、品川区の新年度予算は大きな問題があります。

 1、低所得者施策からの撤退は問題

 心身障害者の福祉タクシーと福祉手当への所得制限導入、国保料も均等割の医療分千二百円と介護保険分九百円もの大幅な値上げなど区民負担を直接増やしています。また生活保護申請時に資産調査白紙委任「同意書」一律徴収は保護受給者の人権を侵しかねない問題です。また、保育や図書館などの職員をさらに削減。児童センターは定数の三割も職員削減、曜日によって子ども一七◯人に正規職員ひとりだけという事態も生まれています。高橋区長は住民サービスに直結する職員を削減する一方、四四◯億円も貯め込みました。しかし、特養老人ホームや区営住宅建設など低所得者のためには使おうとしません。

 2、大型開発への税金投入は大問題

 大崎二丁目八〜九番地の再開発は、千代田生命がダミー会社を使って違法迂回融資をしていたことが判明。この回収の焦げつきが千代田生命の経営破綻の一因ですが、この開発に五◯億円もの税金投入は大問題です。財政破綻を招いた大型開発は全国で批判が高まっています。

 3、序列拡大の選択性…学力つける教育を

教育委員会がすすめる学校選択自由化と「特色ある学校づくり」によって、戸越台中学校には希望者が集中した一方、住民票での入学予定者は九十三人いたが実際は二十五人の入学に留まった中学校も生まれました。「学校の序列化」がすすむ恐れがあります。どの学校でも学力が身につき個性が尊重される教育こそ必要。そのために現場の教師と子どもたちの声をよく聞き、学校運営すること、「子どもの権利条約」の徹底が大事です。教育長は、日の丸・君が代問題で「起立しない来賓は招待しない」と発言しました。侵略戦争のシンボルだった日の丸・君が代には国内外でさまざまな意見があります。「内心の自由」は侵さないとの国会答弁に反します。

 4、非民主的区政運営はあらためよ

 区は、お泊まり保育や運動会廃止など保育削減に反対する「父母の会」とは話し合いさえ拒否する一方で「保育園PTA」を設置、父母の会への差別は撤回すべき。また同和事業(部落問題)もやめるべきです。

 5、取り過ぎ介護保険共産党が修正提案

 介護保険料が必要以上に高くされたことが明らかになりました。保険料・利用料の区民負担軽減を強く求めます。なお、共産党は財源の裏づけをもった保険料減額を提案しました。