日本共産党品川区議団TOPへ         「みやざき克俊ニュース」目次へ

みやざき克俊 みやざき克俊ニュース 2001年3月4日発行
第296号


くらし・福祉優先、住民参加を

第3次長期基本計画は開発優先ではなく
・・・日本共産党が主張

 2月28日から3月29日までの1か月間の日程で区議会第1回定例会が始まりました。新年度予算案の審議が主な内容ですが、それに先立ち本会議で区長の施政方針説明と、各党・会派の代表質問、一般質問が行われました。共産党は代表質問を桜井幹事長が、一般質問を沢田・菊地両区議が行いました。その内容を紹介します。

 桜井恵子議員の代表質問は、現在策定中の「第3次長期基本計画」の問題点を3点にわたって指摘、改善を求めました。

 第3次長期基本計画は21世紀に入って今後10年を展望した計画。先の見えない不況と政府による福祉後退のなか住民のくらしと営業を守る役割が求められています。

低所得者への福祉こそ自治体の基本精神

 しかし、策定中の計画の問題の第1は低所得者の福祉から後退していることです。89年に策定した第2次の計画では低所得者への支援を位置づけていましたが、第3次計画では低所得者福祉が削除されています。

 品川区は昨年高齢者福祉手当の段階的廃止を決め、高齢者の家賃補助の打ち切りも計画、障害者福祉手当に所得制限導入をすすめました。

 さらに、区長は区のヘルパーや障害児保育の保母を全廃、保育園など福祉職員削減を削減、運動会ができない保育園さえ出るほどです。区長は「健全財政」を自慢しますが、何のための誰のための政治なのかが厳しく問われています。

大規模開発は街を壊し国の財政破綻の一翼

 問題点の第2は、国が推進する大規模開発を品川区が率先してすすめている点です。

 区内の大型開発は大企業主導で、この15年間で423億円余も税金を投入。しかし、その結果は工場地帯が失われ、国の財政破綻の一端を担ってきたと言わざるを得ません。無駄な公共事業の見直しが全国の世論、大規模開発でなく災害に強い街づくりこそ必要です。

住民参加の拡大を
住民が主人公の区政へ

 第3の問題点は、住民参加の後退です。3次長期計画では「区民との信頼のかけ橋」という言葉があるが中身が問題だ。

 中央公園建設にあたっての説明会では「住民参加は形だけ」の指摘があり、保育園PTA設置は「父母の会つぶし」との批判がある。区も行政評価システムを導入するが住民への情報公開と住民参加こそ大事です。桜井議員は第3次長期基本計画策定にあたり21世紀を名実ともに「住民こそ主人公」の区政への転換を求めました。

少人数学級の実現
介護保険料の引き下げを

 桜井議員は他に、(1)KSD汚職、機密費問題の真相究明を(2)子育ては社会の責任、総合的な子育てプランを(3)少人数学級の実現で学ぶ喜びを(4)23区で一番高い保険料、とりすぎた分は保険料を引き下げて区民に還元を−を質問しました。

沢田、菊地両議員が一般質問
フリーターへ仕事、マンション実態調査

 一般質問では、沢田英次議員が、(1)フリーター対策の実施と青年の雇用拡大を(2)西品川1丁目区民住宅建設にあたり住民の声を尊重して推進を(3)千代田生命が中心となった大崎2丁目8・9番地開発の中止を−の3点を質問。同じく一般質問した菊地貞二議員は、(1)地元商店会・工場に頼りになる「産業振興マスタープラン」を(2)生活保護の申請にあたって資産調査のための白紙委任「同意書」の強要をやめよ(3)マンションの調査を実施し、相談窓口の充実を−の3点を質問しました。

代表・一般質問を
ケーブルテレビで放映

●桜井恵子議員の代表質問
   3/5Pm3時、3/10Pm2時

●沢田英次議員の一般質問
   3/6Pm8時、3/11Am11時

●菊地貞二議員の一般質問
   3/7Pm3時、3/11Pm8時