区議会本会議が家庭で見られます

　品川ケーブルテルビによる区議会の放映がいよいよ第1回定例会から始まります（今議会の放映予定は上表のとおり）。本会議の区長の施政方針と議員の代表質問、一般質間とそれに対する区側の答弁だけですが、「開かれた区議会」へ大きく前進します。

　品川区議会はこれまで『区議会だより』と各政党・議員が発行する「議会報告」の他に、区役所ロビーと中小企業センターに設置してあるテレビで本会議を実況放映してきました。今回広報の一環としてあらたに今年第1回定例会以降、実況を編集したうえでケーブルテレビで放映することを議会運営委員会で決定しました。これにより各家庭でも直接議会の模様をみることができるようになります。
　議会をテレビ放映している自治体は23区ではすでに約3分の1にのぼっています。品川区内では、ケーブルテレビの普及は全世帯の37・2%（昨年12月現在）となっており、区議会が区民の身近なになることが期待されます。

りんかい線が開業
「天王洲アイル駅」3月31日から
大崎駅までの全面開通は来年12月

　臨海開発地域を縦断し、JR山手線大崎駅と新木場を結ぶ「りんかい線」　（14年12月に全面開業）は、今年3月31日に「東京テレポート駅」から「天王洲アイル駅」間を開業します。

　「りんかい線」は大崎と新木場(12・2�q)を結ぶ鉄道です。東品川4丁目の「品川シーサイド駅」周辺での地下水噴出や複雑な地下埋設物などに工期を1年ほど延長、全面開通な来年12月となります。
　建設工事は、施行が日本鉄道建設公団で、総事業費2，666億円（当初予定は2，876億円）です。事業主の東京臨海高速鉄道（株）は東京都とJR東日本、品川区、企業が出資する第三セクターです。品川区は出資金として12億円、無利子の貸し付け金を28億円を支出しており、第3位の株主となっています。
　現在は、天王洲アイル駅〜大井町〜大崎駅までのトンネルエ事が行われています。なお、大崎までの開通時には、埼京線も現在の恵比寿駅から大崎駅まで延伸される予定です。