こんな計画知っていますか?
不燃ごみを燃やして電気として売る 燃やしてもダイオキシンなどは出ないの?

23区長会で決めた「08年度以降、不燃ごみを燃やすごみとする」方針は着々と進められ、燃やすことで出来る熱を「電気として売る」ことまで決められています。「区民の理解を得ないまま進めるのは止めてほしい」の声を広げましょう。

環境を守ろう--と区民とともに進めてきた分別に逆行

23区長会は昨年10月に、不燃ごみとして出していたプラスチック類を燃えるごみとして燃やすことを決めました。区の担当課は4月から各地域での説明会や講習会などを開催しています。

  しかし、区民の「なぜ燃やすの?」「ダイオキシンなど有害物質の発生はないの?」という疑問には答えていません。これでは無責任ではないでしょうか。

清掃工場の運営管理を会社設立して委託する

今ある清掃工場は、23区でつくる清掃一部事務組合が共同処理をしています。この一組による処理体制を継続するために、

(1)工場運営を委託し

(2)電力販売を計画的に行うよう進める

という計画を立てました。

そのために一組と東京ガスが出資して、清掃工場の管理運営を委託するための新会社を設立しようというものです。

電気を売り収益を上げることが目的化するとなると心配が・・・

23区がそれぞれ出資しあって会社をつくることになると、収益を上げることが大きな目的になります。

そのために廃プラスチックを休みなく燃やし続けて電気の供給をせざるをえなくなります。燃やすことでダイオキシンだけでなく、CO2も出ますが、京都議定書で確認した削減に逆行するのではないかと心配する意見もあります。これでは公共団体が環境悪化を率先してすすめるようなものです。

  区民の心配する声があるのですから品川区は区民の意見を真摯に聞くべきです。

来年度予算を提出するに当たって皆さんの声をお寄せください

共産党区議団は、毎年予算要望を区に提出しています。

今年はいつもの年より早く取り組んで提出しますので、どのようなご意見でも気軽にお寄せください。

共産党区議団

自民党の政務調査費
TVで放映区民の厳しい批判の声がひろがる

区政に関する問題を調査するために支給されている政務調査費。一人当たり月額19万円ですが、自民党品川区議団の使い方についていくつかのTV局が取り上げ放映しました。TVを見た区民から「とんでもない使い方だ」と激しい怒りが届いています。

自民党品川区議団の常識を欠いた政務調査費の使い方は、品川区民オンブズマンの会が裁判に訴えていました。裁判所の判断は「適切を欠いている」として返還するよう判決が出ました。

  この判決が出た当時、民報TV局は取材・放映しましたが、最近別のTV局も放映し、視聴した品川区民が怒りと厳しい批判の声を寄せてきました。南も、7月の終わりに区民の方2人の方から次のような意見を聞きました。

Aさんの話「フッとTVを見たら品川自民党の政務調査費問題をやっていたよ。なんだい、あれは。自民党の○○議員が出てさ、まったく悪びれずに話していたよ。我々は重税で苦労しているのに許せないと思ったよ」

Bさんの話「自民党の政務調査費の使い方ひどいわね。私は、時には飲食費に使うこともありえると思うけど、あんな使い方はひどすぎる。会議をしていたというけど、どんな会議なの? どこまで話せたのか考えられない」

と、みなさん厳しくとらえていました。生活が厳しく、重税感が大きくなっているだけに当然の声だと思います。区民の意識を適切にとらえて使い方の理解だけでなく、政治に対する信頼を得られるようにするために公開に耐えられる使い方をするべきです。