日本の女性の労働実態 子育て・仕事両立できない
厚労省の調査で明らかに

日本の女性は働き続けたくても結婚や出産時に退職せざるを得ない現実があります。ヨーロッパやアメリカの国に比べて、その差は大きくなっています。厚労省調査で明らかになりました。

 「子育てしながら働き続けられる制度や環境」「やりがいを感じられる仕事」など、働き続けたいと願う女性の声が国の調査に示されています。

 日本の働く女性の働き続けられる環境はけっしていいものではありません。とりわけ、結婚や出産時に意に反して退職を選択せざるを得ない場合が多いのです。また、賃金の格差も異常なほど大きいのです。

 子育てと仕事の両立ができるよう早急な改善が求められます。

厚労省調査で明らか

働く女性の環境をヨーロッパなどと比較すると、日本の場合はその低さに驚きます。たとえば、出産・子育て期に女性が離職する傾向は下記の表のとおりです。 よく日本の女性の就業率はM字型といいますが、外国は年齢と就業が右肩上がりになっています。

加えて、日本は就業率が低い上に再就職できてもパート採用が7割にもなっています。NHKの調査でもこのことが報告されています。仕事と責任は正規と同じ15%、仕事は同じで責任は違う37%、これだけでも50%を超えています。賃金は低く仕事の責任は同じではたまりません。それでも、働きたいという声は切実です。生活できるような賃金は当然の願いではないでしょうか。

割合
スウエーデン 78%
アメリカ 62%
オランダ 61%
フランス 56%
日 本 35%

やっと百円上がった

パートで働いている親しい女性が「わたしの給料がやっと百円あがっの」と話してくれました。とても印象的でした。でも、「他の人は百円も上がっていないからしゃべらないでね」といわれたそうです。

これもまた複雑な話です。 同じ条件で働く仲間のはずなのに 喜びあえないなんておかしいと思いました。

今年も元気に平和行進

 毎年5月6日から始まる「平和大行進」。2日目に品川区内を行進します。北品川にある東海禅寺(被爆慰霊碑がある)を午前11時に出発して大森駅手前までのコースです。一人でも多くのみなさんに参加を呼びかけ、平和の声をあげましょう。

今年で47年にもなる行進は毎年10万人もの方たちが参加します。いかに、すべての国に「核兵器ノー」の声を届けたいという人々の願いが大きなものかを物語っています。この草の根の取り組みは、全国の地方自治体の77%が非核平和宣言を行うまでの力を持っています。

 今年は、侵略戦争が終わって60年目、長い間、戦争がなく平和に暮らせてきました。いっそうの平和と核兵器廃絶を求める声を大きく広げましょう。

高速環状品川線のコースを歩いてみよう

 「高速環状品川線ができたら今よりももっと八潮の空が汚れてしまう」という危機感が住民の中にいっぱいあります。

 日本共産党八潮後援会は、高速環状品川線の計画にある40mもの喚気塔や道路のコースなどを知るために、実地調査の計画をしました。  ぜひ、ご参加ください。

5月7日 午後4時〜

八潮福祉センター前集合

終わったらチョット一杯します