二年余に渡って実現に力を尽くしてきたクーラー設置が、ようやく区内の公立小中学校の普通教室につきます。子どもたちはもちろんのこと、ＰＴＡや教員のみなさんは多分喜ぶことでしょう。よかったですね。

　夏休みも終わり、二学期が始まりました。しかし、涼しくなっていいに真夏のような暑さが続いています。クーラーがあって当たり前の生活から、暑い学校生活になるわけですから、「子どもたちもかわいそう」だと思っていました。
　ところが、全ての普通教室にクーラーが付くことになりました。しかも、年次計画ではなく今年の冬休みに一挙に工事をするというのです。
　区立の小中学校の普通教室は全部で五七八教室あります。かかる費用は五億円といわれますが、区の独自財源を当てるといいます。区は四百億円の基金がありますから一挙につけられるようです。
　それなら何で早くつけなかったのかという声も聞こえますが、今年の暑さは我慢しなくてはなりませんから、とにかく子どもたちにうれしいお知らせになります。
　日本共産党区議団は、区長と教育長にそれぞれ緊急要請をしました。
要請内容は、クーラー、校舎の耐震診断、中学校のトイレ改修、30人学級、小中一貫校の問題などです。

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クーラー・耐震診断
区内業者に仕事が回るよう

　九月十九日から始まる区議会で、わが党はタイトルの内容の質問をする予定です。
　深刻な不況の中、やっとの思いで経営を続けている業者を何とか救いたい、区の仕事が回るように出来ないかと考えていました。
幸いなことに、区長はクーラーをつけるという決断をしたようですからその取り付け工事を区内業者に発注してほしいと思います。
　予算は五億円ともいわれていますし、クーラーの数からいってもチョットした仕事になるはずです。
　子どもたちだけでなく区内業者にも大きなプレゼントになるのではないでしょうか。期待したいものです。

　　　　定例区議会が始まります

　　　九月十九日から第3回定例議会が始まります。
　　　一般質問は櫻井恵子議員(九月十九日)が、
　　　　�@一貫校問題
　　　　�A石原都政の福祉切捨て問題
　　　　�B住民基本台帳問題

　　　九月二十日は、上山弘文議員です。
　　　　�@学校と児童センターにクーラーを
　　　　�A水害対策
　　　　�B開発問題

　　　どうぞ、傍聴に来てください。

アルゼンチン国債問題の署名を大きく広げましょう

「そんなお金があるなら区民の生活を助けてほしい」・・・と怒りの声
　8月10日（土）、暑い日ざしの照りつける中、「品川文化振興事業団のアルゼンチン債購入の真相解明と損害賠償を求める会」は、戸越銀座通りで宣伝署名運動をおこないました。
　五十人以上集まった会員が、商店街にズラリと並んで署名の訴えをしましたが圧巻でした。
通りかかった方の中には、「知らなかった」方もいました。

署名に応じてくれた女性は、「都民の税金は汗水の結晶。不明朗さがあってはダメ。しっかり追求を・・」
「何事かとびっくりした。仕事が無くシルバー人材センターに登録し、小銭で生活している。1億6千万を大工仕事のある公共事業に使えといってくれ」など、生活の厳しさをにじまた意見や政治的・道義的責任を求める声などたくさん寄せられました。

署名をいっぱい集めましょう

　「真相究明と損害賠償を求める会」
は、区議会が始まった当日・十九日に署名を提出する予定でたくさん集めています。
また、この日の夕方アピールせんだんも予定しています。みなさんのご参加を呼びかけます。

　区民の財産を利用し、元本割れが危ぶまれている事を承知でアルゼンチン国債を購入した事実経過を区民に知らせず、説明責任さえ果たそうとしない高橋区長の政治的・道義的責任が問われるものです。

住民基本台帳ネットワークサービス

　みなさんのお宅に、個人情報管理上、11ケタを通知するはがきが届いていると思いますが、八月五日から1042件の苦情が寄せられています。

　その内容は、
　　　番号変更可否91件
　　　コード抹消要求62件
　　　受け取り拒否109件
　　　意見聞くべき37件
　　　離脱しないのか28件

　なお、コード番号変更申請を受け付けた件数は120件あるといいます。情報の漏洩は、たいていは内部事情のわかっているところからだといいますから、絶対にもれない対策をとること、個人情報の保護をしっかり守る立場に区長が立つことを強く求めます。区議団はこの問題で条例提案をします。