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南恵子 お元気ですか南恵子です。 2001年11月25日発行
第713号

minami@jcp-shinagawa.com

公団賃貸住宅の階段に手すりを
 井上美代参議院議員と公団に要請
 241筆署名のご協力ありがとうございました

11月19日(月)、日本共産党八潮支部と南恵子区議は、井上美代参議院議員、山岸秘書ともに、都市基盤整備公団(新宿アイランドタワー)に行き、担当部課長に署名を届けながら要請を行いました。

 「公団賃貸住宅の階段に手すりをつけてください」という要請を241名分の署名をつけて届けました。この公団要請には

、奥野管理業務部長、青木業務課長、吉山保全企画課長、松井保全企画課専門役の4人でした。

高齢者や障害者を優先希望あるところから

 公団側は、「今までも計画的に設置してきました。高齢者や障害者は特に優先したいので、『要望書』を出してほしい」という説明でした。全体をつけるには「予算がない」を繰り返すばかりです。

65歳以上の高齢者(60歳の方でも状況によっては該当する)の方は、どんどん「要望書」を提出した方がいいと思います。

要望書の提出が必要

 公団は、お知らせの中でその取り組みを広報していたといいますが、一般的には見落としていることのほうが多いのではないでしょうか。そこで、あらためて署名をしたお宅にはすべてお知らせを配布する(玄関ホールの集合ポストに)

という答えでしたので、どうぞ手続きをしてください。

なお、その手続きに必要な住民票の費用を自治会費で負担している自治会もあると聞きます。そこは各自治会の話し合いだと思います。

陳情者に知らせるのは公団の仕事ではない?

 それにしても、公団は「要望書を提出すれば設置しますーーという居住者のみなさんへのお知らせは、陳情したみなさんでやってください」と言いました。

エッ?公団の仕事ではないと考えているのかと驚きました。そこで少しやり取りをした結果、先にお知らせしたように集合ポストに公団が入れるということになりました。

 手すりをつけてほしいと要請した私たちが、みなさんにご報告するのはもちろんのことですが、公団がその責任でお知らせをするのは当たり前のことです。

バリアフリーの時代に手すりは必要

手すりの設置を希望される高齢者や障害者の方は、要望書に記入して37号棟にある管理サービスセンターにご持参してください。

 今回、運動した公団の賃貸住宅は八潮団地内に1292戸あります。

私たちが調べたところによると、五階建ての棟の階段はもちろん高層の非常口にも手すりは付いていません。

 署名をつくり、関係のお宅に配布し241名分の署名が集まりました。中には、「駐車場までのアプローチにないため、いつも怖い思いをしています。そこにもつけてほしい。」「視力が悪くなり、ごみを捨てに行くたびに3段の階段が危険。」

とか「よろしくお願いします。」などの言葉が添えられていました。

 八潮団地は、18年経ちますが、当初の平均年齢は若かったのですが子どもたちも育ち結婚や就職などで転出し、高齢化が他の地域より一段と進んでいます。平成5年当時は5.7%が、平成13年は10.6%になっています。

 また、だれでも病気や事故などで障害者になることもありえます。毎日の生活を苦労なく進められることは大事なことです。

ドアのさび止めは大規模改修時に

 なお、この取り組みで10号棟の玄関ドアが他の棟に比べて、さびついているのが目立ちましたので、改修の要望も聞き、公団側に伝えました。

修繕やメンテナンスの年数について質問すると、「ドアについては、6年で取替えになっているが、地域によって条件が違うので、大規模改修時に修繕したい」と説明しました。

 同じ八潮団地内では、潮路南第一ハイツがすでに大規模修繕が終わっています。いつ頃の予定かと聞くと「なるべく早い時期に予定している」との説明でした。

今後も、みなさんとともに住みやすい町にするために、みなさんの声を受け止めてその実現のために頑張ります。