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菊池貞二 菊地貞二ニュース 2004年5月16日発行
第241号

 

憲法9条を守れ
今年も平和を願う行進が…

 5月6日、8月の原水禁世界大会に向けて国民平和大行進が江東区夢の島公園を出発、7日は東海寺から大森まで品川区内を行進しました。

核兵器廃絶の願いをこめて
今年も東海寺に給水所を設置

 「核兵器も戦争もない平和な世界のため、ともに歩こう!」と六日、二〇〇四年原水爆禁止国民平和大行進(東京―広島コース)が東京・江東区の夢の島から被爆地・広島にむけて出発しました。和歌山―広島(七日)、北海道―東京(九日)、四国コース(同日)など幹線の十一コースで次々と出発します。

 今年の平和行進は、アメリカが「国連での平和解決」という国連決議を踏みにじってイラクを攻撃し、泥沼化するなかで行われていますが、この日は被爆者の写真や「憲法まもれ」の横断幕を掲げた六百人以上が都内を行進。青年は太鼓やギターを持ち、歌いながら沿道の人たちにアピールしました。

 出発集会で実行委員会の河井智康原水爆禁止世界大会運営委員は、二〇〇〇年のNPT(核不拡散条約)再検討会議で核保有国が行った「核兵器廃絶の明確な約束」を一歩たりとも後退させてはならないと強調。来年の被爆六十周年にむけ、「いま、核兵器の廃絶を」の運動のうねりをつくりだすため歩いていこうと呼びかけました。

 昨年、ブッシュ大統領は核兵器の使用を公言。さらに、自民・公明の小泉内閣は、海外で自衛隊の武力行使を認め、戦後はじめて実際の戦闘地域へ派兵をおこないました。アメリカの戦争に自衛隊と国民の動員を目的に憲法9条の改悪を狙っています。

 平和行進参加者は、沿道の方々に核兵器の廃絶、イラクからの自衛隊撤兵、憲法を守れと呼びかけました。

 日本共産党は、憲法9条を守り、国連を中心とした平和のルールを取り戻すため全力で頑張ります。みなさん、力をあわせましょう。

戦争への反省引き継ぐ

 東京の高校生平和のつどい実行委員会と世界の子どもの平和像を東京につくる会は5日、東京・江東区の東京大空襲戦災資料センターで、世界の子どもの平和像完成三周年の記念集会を開きました。

 同平和像は、戦争も核兵器もない平和な世界を願い、高校生が中心となって2年間で1000万円の募金を集め、建てられたものです。平和像をつくる会の中心メンバーだった品川在住の岡安みほさんは、像の建つ戦災資料センターには3年間で22000人が訪れ、多くの中学校や高校の修学旅行コースになっていることを紹介しました。