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菊池貞二 菊地貞二ニュース 2003年10月5日発行
第219号

 

都南病院跡地に特養ホームの建設を求める住民の会が結成式
特養ホーム待機者は721名に

結成総会には35名の方が参加し、介護体験や施設利用の不便さ、高額な利用料問題が討論されました。
 往復4時間以上もかかる青梅の特養、40万円の施設利用料、介護度4のご主人を抱えて先行きの不安等々が出され、特養ホーム増設が焦眉の課題である事を確認する結成総会となりました。

参加者から〜「話のできる、こんな場所がほしかった」


発言されたある方は、「話の出来る、こんな場所がほしかった」と口を開きました。
介護に悩むみなさんにとって共通した思いではないでしょうか。
 共産党区議団からは、私と鈴木ひろ子議員が参加し、介護実態と1月25日の一般質問の答弁を報告しました。

とんでもない議会答弁

品川区が、第三次長期基本計画で特養ホームに代わる施設と位置付けた「ケアホーム」の応募者が結果的に95名にとどまり、特養ホーム入所の優先度となる介護度3以上の申込者が48名と半数しかいない実態に「700名の待機者と14名の入所もれ。優先度が高いのはどちらかは明白だ」と怒りの声がもれました。
 30万円をこえる利用料。いかに無謀な方針であったのかが明らかになった答弁です。また、「特養ホーム待機者を放置しておくつもりか」の質問には「在宅サービスの拡充、必要な施設サービスの整備、両方をキチンとおこなっていく」と答弁。しかし、在宅では生活が困難だからこそ特養ホームに入所したいと申し込んでいるのです。また、施設サービスと言っても年金では入所困難な「ケアホーム」と、日常的には一切補助のないグループホームです。特養ホーム入所希望者が減少する施設サービスの整備などとは言えません。

一万人署名に向けて全力

「会」は星ちゑ子請願代表者を始めとする5名の幹事、協力を申し出てくれた3団体の代表者で幹事会の構成をおこなう事を提案。参加者より確認されました。
 星ちゑ子サンは、「特養ホームの建設という一点で賛同してくださるなら誰でも歓迎です。老人会や町会に申入れをしましたが拒否する方はいません。個人的には賛成という方ばかり。この運動は区民にとって生活を支える大事な運動ですから全区民を対象にした署名運動にしたい」と語り、一万人署名を提案し賛同を得ました。

署名行動にご協力ください

●日時 10月11日(土)   3:00〜4:00
●場所 マック前
    ヨーカドー前
●集合はマック前へ
都南病院跡地に
  特養ホームの建設を求める会

<お知らせ>  第18回反核平和書道展
書で語ろう 平和の心

●会期:10月3日〜5日(日)
●会場:大田区民ホールアプリコ
    (JR蒲田駅下車徒歩3分)
●主催:反核平和書道展実行委員会

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ところ すずらん通り事務所
日 時 10月17日(金)
    午後6時〜8時