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菊池貞二 菊地貞二ニュース 2003年5月18日発行
第203号

 

公約実現に向け、委員会設置を提案
成年から子ども、お年より支援に全力

 日本共産党区議団は、7名の会派構成で届出をおこない、団長に沢田英次議員、副団長に南恵子議員、幹事長に宮崎克俊議員を選出しました。

 現在、会派協議会で委員会構成や委員長、副委員長の配分が論議されています。

地方自治体の役割り・・・
住民のくらしを守り命を支える品川区へ

自   民   党 13名
公   明   党 8名
共   産   党 7名
品 川  区 民 連 合 7名
無 所 属 の 会 4名
生活者ネットワーク 2名
無   所   属 1名


  5月12日の幹事長会で右の表のとおり、6会派と無所属議員一名の会派構成が決まりました。

 きびしい不況が続く中で、各会派・議員が地方自治体の本文である住民生活を擁護する立場に立つのかをみなさんの目でしっかりと監視してください。

日本共産党区議団の提案

 党区議団は、公約実現に向け4特別委員会の設置を求めました。

1. まちづくり
 密集住宅の改善など災害に強いまちづくりや再開発を審査する特別委員会

2. 介護保険制度
 介護保険の制度見直しまであと2年。議会として区民が利用しやすい制度へと移行するための意見をまとめる特別委員会

3. 青年・子育て
 10%をこえる青年の失業率、就職難の解決や若い世代の子育て支援は焦眉の課題。支援のあり方を総合的に検討する特別委員会

4. 情報公開・住民参加
 区民の声を聞き施策に生かしていく、開かれた区政実現をめざし、現状を調査、改善を提言する特別委員会

 特別委員会は必要とされる特定の案件を調査、審議するために構成されます。

 今回の提案は、いづれも住民生活を支えるうえで地方自治体が審議し施策に反映させる重要な委員会です。

  各派協議会で各種の議会構成が決まり、5月23日の臨時議会で議長選出等がおこなわれます。

 6月26日からは第二回定例議会が始まり、新構成で初めての審議がおこなわれます。

 党区議団は新人の中塚亮議員が始めての質問にたちます。

住民監査請求を棄却

  「アルゼンチン債購入の真相と損害賠償を求める会」が財団法人品川文化振興事業団に対する補助金交付の差し止めを求めた「住民監査請求」は要件を欠いているとして棄却されました。

 一億六千万円もの区民財産を流用してアルゼンチン国債を買付け、紙くずにするような事件を引き起こしながら区民になんの説明もしようとはしない品川区の態度は税金を預かる立場ではありません。

 再任されたとはいえ、区長としての責任が消滅した訳ではありません。「求める会」と共に最後まで追及してまいります。

会員から寄せられた疑惑と不正の一覧表

 怒りの一覧表が会員さんから寄せられましたので紹介します。

違反行為1.  公益法人の基本である理事会の議決に基づかない不正購入

違反行為2.  理事会の承認なしに中期国債ファンドを売却し、アルゼンチン債の購入資金にあてたこと

違反行為3.  公益法人の資産運用方針に違反し、危険を承知で相見元副理事長が低格付のアルゼンチン債を無断で購入した事

違反行為4.  理事会の承認なしに基本財産に計上した事

違反行為5.  外国債を国債と偽って基本財産に計上した事

違反行為6.  理事会に対しアルゼンチン債の存在を隠しつづけた事

違反行為7.  決算の財務表は事務局ぐるみの粉飾決算

違反行為8.  理事会が関与していない不正購入を「合法的購入」とすりかえた区長答弁

等々、16項目にのぼる指摘がよせられました。

 責任追及に全力をあげましょう。