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菊池貞二 菊地貞二ニュース 2002年1月6日発行
第148号

 

大企業・大銀行支援の「構造改革」から国民生活支援の政治に転換しよう
2002年 新春を迎えて

 2002年、新しい年を迎えました。
 小泉「構造改革」の旗印は、経済の立て直しにも国民生活にも暗い影を落とす物である事が、いよいよはっきりしてきました。中小企業の倒産、リストラ、路上生活者の増加、病院通いをあきらめ病状を悪化させるなど許せる事ではありません。
 1日も早く、みんなの力で国民生活を支援する政治に切り替えようではありませんか。

今年も地域各団体の皆さんから抱負をお聞きしました


東品川海上公園〜日差しの中で休む水鳥

 「一揆」・・新年早々からこんな言葉が出るほどの政治がおこなわれています。
 こんな時代だからこそ日本共産党の果たす役割と、党派を超えて「社会を変える力」を発揮する地域の民主的組織が共同して運動を進めることがなによりも重要です。
 今年も、ニュース第1号はみなさんから抱負をいただき、掲載いたします。

楓の会品川福祉クラブ

 私の住む南品川界隈は、町の歴史も古く義理・人情に通じる路地がたくさん残っていて2代、3代と住み続ける所帯も多く、お年よりの姿が目立ちます。最近聞いた話で、痴呆症になった親を施設に預けましたが、1ヶ月30万円もかかるとのこと。一般の家庭ではまかないきれる金額ではありません。社会的な助成は高齢化社会への必要経費で行政の責任だと思います。
 「楓の会」は高齢者福祉に目を向けて活動しており、いつまでも住み続けられる品川づくりに今年も草の根の運動を続けていきます。日頃の活動はハーモニカ教室、パソコン教室、マージャン教室など会員さんの要望に答えて、趣味の講座を開いたり、歴史をたずねて歩くなど多彩です。ぜひ、ご参加ください。

今関千代

品川生活と健康を守る会 ゼームス坂班

 昨年10月の、都営住宅西五反田新築応募に申込者が殺到しました。87戸の建設なのに一般応募は15戸。そのうち単身者向けの住宅はたったの1戸で、倍率は1237倍です。
 立退きを言われ住む家を見つけようにも貸してくれないし、家賃補助制度も廃止になります。たった、1戸でも「もしかしたら」あたるかもしれないと望みをかける単身者の気持ちなど石原知事には通じません。安い住宅をつくっても都の財政はうるおわないといいます。やっぱり「政治の流れを変える」こと意外に、安心して生活できる手立てはないと思います。がんばりましょう。

長沢良子

日本民主青年同盟 品川協議会海班

 去年、私は「自分に責任を持った生活をしていこう」と決意していました。が、振り返ってみると日々のいそがしさや楽しさにかこつけて「まだいっかぁ」と曖昧にしていました。仲間から指摘されて気が付くと成長していない自分がいます。個人の問題を、仲間の中で変えていくって複雑なんですが、仲間がいるから成長できるんですね。自分ってゆーのも見えてくるんです。
 仕事は歯科技工士。患者さんは減ってきています。不況で歯の治療も出来ない人がたくさんいます。小泉「構造改革」は青年から仕事さえ奪っています。こんな政治はどうしても変えたい。民青でみんなといっしょに成長していきたいと思っています。

石田ちひろ