補助163号線（一本橋商店街）拡幅工事本格化
周辺住民の意思は？

　かねてから計画されていた、補助一六三号線（第二期区間）の拡幅事業が本格化します。このための住民説明会が開催されますが、沿線には多くの商店がたちならび、この地域で生まれ育った方が居住しているだけに、しっかりした街づくりの構想が必要です。

本当に必要な道路なのでしょうか？

　区では、事業化の必要性と目的について次の説明を行っています。
　補助第一六三号線は、五反田、大崎、大井町を結ぶ重要な都市軸道路となっている。一方、現在区の東西を結ぶ補助第26号線（17年度完了予定）の整備が進められており、これが開通すると大井町周辺を始め、区役所通りは著しい交通渋滞が予想される。従って、この地区の円滑な交通の流れを確保する対策の早期実施が望まれる。このため補助第一六三号線の26号線〜205号線をむすぶ区間を整備し大井町駅を中心とした交通ネットワークを形成することにより、交通混雑を解消し、快適な交通環境の確保を図る必要がある。としています。
　周辺住環境の悪化、商店と住民の追い出しにつながる民間の開発などを誘発する恐れは十分にあります。整備後は歩道を含む15ｍ道路となり現在道路幅の約3倍。説明会に参加し、しっかりと意見を述べることが求められます。