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イラン戦争による物価高騰・資材不足から区民の暮らしと営業を守る緊急要望

森澤区長に緊急要望

 共産党区議団は5月18日、森澤区長に緊急要望を行いました。イラン戦争による物価高騰や資材不足の影響について、建設組合や医療機関の深刻な状況を直接聞き取ったものと区民から出されている切実な要望をまとめたものです。

 森澤区長、両副区長、企画部長が対応しました。

 森澤区長は、「これから暑くなり、区民の負担が大きくなるので何ができるか考えたい。中小業者への影響については、国全体で対応すべきだが、区としても現状をしっかり把握して、対応できるところを対応したい」と述べました。

イラン戦争による物価高騰・資材不足から区民の暮らしと営業を守る緊急要望

2026年05月18日

品川区長 森澤恭子 様

日本共産党品川区議団

 米国とイスラエルによるイランへの軍事攻撃は、国連憲章を踏みにじる重大な国際法違反です。ホルムズ海峡の封鎖など緊迫する中東情勢の影響により、原油や多くの資材に活用されるプラスチックの原料であるナフサの輸入が困難となり、エネルギー価格や物価高騰、物資の入手困難が暮らしと営業を脅かし、先行きが見えない不安が広がっています。
 建設組合の皆さんからは、「断熱材、防水材、塗料、シンナー、塩ビ製品、屋根材など多くの資材で、価格改定や受注制限、納期調整、生産停止などが相次いで通知され、現場では『見積もりができない』『契約済み工事でも採算が取れない』『材料が入らず工期が読めない』など深刻な声が広がっている」「今回の資材価格高騰と供給停滞は、住民の生活と中小業者の経営に大きな影響を及ぼし、このままでは工事遅延や契約トラブル、資金繰り悪化、倒産などにつながる恐れがある」と訴えが届いています。
 また、医療機関は、日常診療の不可欠な医療用ガウンや手袋等の不足や価格高騰がさらに経営を圧迫し、診療にも影響する事態となっています。
 燃料高騰、資材不足、物価高騰は、あらゆる業種・区民に影響を及ぼし、暮らしを追い詰め、中小業者の倒産や廃業が相次ぐ事態にもなりかねません。
 事態の打開のためにはこの戦争を一刻も早く終結させることが何よりも必要です。日本政府は対米追随をやめ、米国とイスラエルに対して停戦の確実な実行を強く求めるとともに、再攻撃をしない保証の下に早期に戦争を終わらせる合意に至るよう、国際社会と連携して外交努力を強めるべきです。
 戦争を止め、平和と区民の暮らし・営業を守るため、以下について要望します。

  1. 米国・イスラエルの戦争終結に向けた外交交渉を行うよう、高市政権に求めること。
  2. イラン戦争による物価高騰・資材不足についての区民や区内中小業者、医療機関などの実態調査を実施するとともに、相談窓口と専用ダイヤルを設けること。
  3. 区内建設現場や流通段階で、どの資材にどの程度の供給制約、納期遅延、価格高騰が生じているのか実態  を把握し、メーカー、流通業者、業界団体、国や都の関係機関等との情報共有を強め、早期の目詰まり解消に 向けた対応を行うこと。
  4. 区内の中小建設事業者・専門工事業者が資材不足や価格高騰によって急激な資金繰り悪化に陥らないよう、 制度融資の活用拡大、要件緩和、返済要件の柔軟化などとともに、今般の中東情勢に伴う経営悪化に対する融 資制度を新設すること。 
  5. 原材料、建設資材の供給が途絶えることにより、営業の継続が困難な状況に陥った場合の生活支援金などの制度創設を国に求めるとともに、子独自の支援策を作ること。
  6. 「省エネルギー対策・業務改善設備更新助成金」を復活させること。
  7. 生活保護世帯や低所得世帯をはじめ、区民が安心してエアコンを使用できるよう、区独自に電気代補助を行 うこと。
  8. エアコン購入費・設置助成は、故障して買い替える場合「1台も使えるエアコンがない場合」と対象を狭める のでなく、今あるエアコンが故障して買い替える場合は対象にするなど東京都の基準に準じた対象にすること。
  9. 子どもの国民健康保険料を無料にすること。                  
  10. 区独自にシルバーパスを一律1000円で購入できるよう補助制度を作ること。
  11. プールのロッカー代10円は、区民公園のプールと同様、荏原文化センターや区民に開放している学校温水 プールについても無償とすること。

以上