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<参考>教育委員会事務局発行の「ニュース」

小中一貫校開設準備二ュースNo2・小中一貫校の学級数などが決まりました

平成14年7月15日
発行:品川区教育委員会事務局
〒140-8715品川区広町2−1−36
電話:5742−6832

月以降、小中一貫校準備委員会等で検討を重ねてきました、学級数などが決まりましたので、お知らせするとともに、これまでいただいているご質問にお答えします。

小中一貫校についてのご質問やご意見などを、どうぞお寄せ<ださい。

小中一貫校準備委員会などの検討を経て、教育委員会で次のことが決まりました。

◇小中一貫校の学級数、学校規模については、

普通学級は、小学校は各学年3学級、中学校は当面5学級とします。また、日野中学校の身障学級を移行します。

◇平成18年度開校時は、

小学校、中学校の新1年生は上記学級数とします。

2年生以上については、第二日野小学校と日野中学校の在校生が移行することとし新たな募集は行いません。

◇第二日野小学校の学級数は

平成17年度の1年生の学年まで1学級とします。

◇平成15年度以降の児童・生徒の入学について、

日野中学校については、現行と同様に受入枠を設け、従来の通学区域内の児童を優先し、通学区域外からの希望者は、受入枠を超えた場合、抽選とします。

第二日野小学校については、新たに受入枠を設け、従来の通学区域内の児童を優先し、通学区域外からの希望者は、受入枠を超えた場合、抽選とします。

Q.
一貫校の小学校は第二日野小学校ということですが、中学校はどうするのですか?

A.
中学校についでは、新設ということも考えましたが、現在区立中学校は18校あり、少子化の進行により生徒数が減少してきています。こうした状況にあって、中学校の新設には国の補助金が得られないなど、区の財政負担が大変大きくなります。
したがって、既存の中学校を移転するとの判断に至ったものであります。
移転する中学校についでは第二日野小学校のエリアを学区域として包含すること、
また、校舎改築の必要性等を勘案し、日野中学校を移転することが最も適切と判断しました。
日野中学校と第二日野小学校がこれまで築いてきた歴史を踏まえ両校の伝統を継続発展させてまいります。


Q.
日野中学校の通学区域の児童は、中学校から一貫校に入れるのですか?

A.
一貫校の学級数については、学校標準規模や教育内容から、普通学級について、小学校各学年3学級、中学校4学級を考えていましたが、日野中学校の通学区域の希望する児童が中学校から一貫校に入学できるようにするため、中学校を当面5学級とするものです。
なお、中学校から入学した場合にも、スムーズに一貫教育になじめるよう、教育内容や
方法について、現在検討を進めているところです。


Q.
なぜ第二日野小学校の場所に開設するのですか?

A.
小中一貴校は21世紀に生きる品川の子どもたちの夢と力をはぐくむ新しい学校です。
この新しい学校の開設場所としては、敷地の拡張の予定もあることに加え、副都心として大きく変貌を遂げようとする地域にあることから、第二日野小学校の地を選んだものです。
地域性に合わせて土地を有効利用し教育都市品川のシンボルとなるような文教施設を開設したいと考えています。


Q.
日野中学校の場所に小中一貫校を建設できないのですか。

A.
小中一貫校は施設も一体化します。左記の学校規模を踏まえ、一貫校としての教育内容や方法に配慮すると、延床面積約2万u程度になります。日野中学校は、校舎側と第二グランドに分離しており、第二グランドはいうまでもなく、校舎側も、敷地面積6千100u、許容延床面積1万8千300uで、面積が不足することが想定されます。仮に建設したとしても、急傾斜地を抱え、2時間30分から4時間という日影規制を考慮すると、第一グランドを含め、校舎側の敷地いっぱいを使用し、階段状の大変複雑な構造となります。完成後の施設利用の面でも機能的に利用できないほか、校庭が第二グランドのみとなってしまいます。加えて、住宅と隣接しており、新たな日影が生ずる等の問題もあります。
一方、第二日野小学校は、敷地面積は新たに取得を考えているものを含め約1万u程度
で、許容延床面積約3万u程度であり、平地で日影規制もなく、同一の高さで建設でき、完成後は同じ階で教室移動ができるなど、一貫教育を行う上で円滑な運営ができます。
このようなことから、一貫校の建設場所としては、第二日野小学校の地が適切であると
の結論に達したものであります。


Q.
日野中学校の跡地はどうなるのですか?

A.
日野中学校の跡地の将来的な活用方法については、今秋に行う第三次長期基本計画の実施計画見直しの中で、早期に結論を出してまいります。


Q.
移転して一貫校になると、日野中学校の名称がなくなってしまうのですか?

A.
今回の計画は、日野中学校を移転するというものであり、両校の名称を引き続き使用することを基本に、皆さんのこ意見をいただいて、最終的に判断してまいります。
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