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盛況だったマンション管理交流会・マンション管理組合の役員など17名参加

2001年04月28日

4月28日に開かれた日本共産党品川地区委員会団地マンション対策室主催の「マンション交流会」には、17名が参加。マンションの管理組合運動を通じての問題や教訓など意見交換がおこなれました。

集会には秋田かくお都議、沢田英次、桜井恵子、南恵子、宮崎克俊、菊地貞二区議も参加しました。

「管理会社」「ペット飼育」「長期修繕計画」…。「こうして解決した」…活発な経験交流

秋田都議は「共産党都議団は以前からマンション管理問題を取り上げ、マンションアドバイザー派遣制度などを実現してきている。今後、マンション住まいは住形式の主流となっていくと思われ、行政の支援が求められている。都として管理問題への支援とともに老朽化に対する診断支援などにも取り組んでいきたい」とあいさつを行いました。

主催者を代表し、沢田英次区議は「今年、10月、マンションの管理の適正化の推進に関する法律が施行されるが、国、行政がマンション管理支援に取り組むことを明記した画期的なものであり、今後自治体などでの取り組みが重要になっている。先日の区議会で菊地貞二議員がマンション相談窓口とマンション管理のマンション管理の実態調査の実施を取り上げた。品川区はマンション相談窓口を数年前に住宅課につくったが、実態は広報もされておらず、十分な機能をしてない。皆さんの活動に役立つ相談窓口にするためにも、積極的に活用して欲しい」と訴えました。さらに、自らの159世帯のマンションにおける自主管理を19年間実施してきた経験と教訓を報告しました。

参加者からは「大手ゼネコンが建てた135世帯マンションだが『マンション診断』を行ったら、ずさんな工事が次々に明らかになっており対策を考えている。総会で委託先の管理会社を変える、ことを決めたら、継続を条件に500万円の委託費を下げてきた」「大手の管理会社に委託してきたが長期修繕計画もなかった。管理会社は通帳を四冊もつくり、わざと複雑にし管理費の実態をわからないようにしていたふしがあった。管理組合を立て直すことにより、長期修繕計画を策定した。通帳も理事長名義に変更し、2冊にするなど改善している」「築20年、76世帯のマンションだが、ペットの飼育を規約で禁止しているが、何軒かが飼っており困っている。とりあえず、飼ってもいいが、そのペット一代限りとしている」「修繕の際、数社見積もりを取っているが、その中身が妥当なものか、使用についてアドバイスをしてくれるところがあると助かる」…さまざまな意見が出されました。

参加者からは「このような会議ならば次回も参加したい」との声も寄せられました。

主催者を代表して奥住広布室長は「皆さんのご協力により、中身の濃い会議となりました。次回も交流会を企画したいし、5月後半には、マンション管理に関する相談会も開きたい、と思っています」と結びました。

参考:区内分譲マンションの調査を実施し、相談窓口の充実を(2001年3月の第1回定例会における菊地貞二区議会議員の一般質問から)

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