共産党品川区議団は、3年目の見直しにあたり、23区の実態がどうなっているのか、また2期目の事業費や保険料をどう設定しているかについて、議会事務局を通して各区に調査を行いました。
品川区の高負担、低サービスの実態が、この調査で浮き彫りになりました。
品川区の保険料は23区一高いもとで、ため込んだ基金は、2年間(12,13年度)で14億4000万円。これは高齢者一人当たりで計算すると25,132円となり、23区平均の1.7倍でトップとなっています。わが党が指摘してきたとおり、いかに取り過ぎであったかが証明されました。
一番高い保険料をとり一番基金を溜め込みながら、実は在宅のサービス利用率は23区最低という実態が明らかになりました。
「特別養護老人ホームの区内ベッド数も、区はトップクラス」と答弁していましたが、他区が増設する中で、高齢者人口対比で見ると23区中10番目と中ほどの位置となっています。
参考:介護保険調査ー保険料など23区比較(pdf形式)