以下は「議員定数4名削減に反対を求めた請願署名で、第4回定例会に提出することを目指して取り組まれているものです。
品川区議会義長林宏殿
地方自治法では、地方議員の定数は自治体の人口を基準にして決めるように定めています。区議会は、区民から直接選挙された議員が区民の多様な意見や要求を区政に反映させるとともに、区民生活にかかわる条例などを審議・決定する重要な役割をもっています。また、大きな権限を持つ区長が行う行政をチェックし、ただす役割もあります。
現在の品川区議会の定数は1994年に削減され、法定定数46名(人口30万人以上50万人未満)よりも4名少ない42名となっています。品川区議会の現状は地方自治法に定められた基準をすでに割り込んでいます。
いま、議員定数の削減を求める動きがありますが、品川区の人口も32万人と前回削減した当時よりむしろ増えており、削減する道理がありません。
長引く深刻な経済状況の中で、区民はくらしや福祉を守る行政を強く求めており、また税金の使い方に対する厳しい目を注いでいます。それだけに、いま区議会に求められていることは、議員定数を削減して議会の力を弱めるのではなく、区民の切実な願いにこたえるためにその権能を全面的に発揮することです。
(1)現行の品川区議会の定数42名を守ること。