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いいぬま雅子 笑顔あふれるまちづくり。いいぬま雅子ニュース 2001年10月28日発行
第112号

iinuma@jcp-shinagawa.com
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東急目黒線立体交差事業で洗足ガード下道路閉鎖
災害時、住民の安全は守れるのでしょうか?

 東京都、品川区、目黒区、東急4者が事業主体となり、目黒線立体交差事業を進めています。踏み切りをなくし地域の安全性を高めると宣伝されていますが、事業が完成すると、道路が閉鎖され、まちが分断される地域が出来てしまいます。このまま工事を強行してよいものでしょうか。地元の方々は まちづくりの立場で再検討を求めています。地域のみなさん、力を貸してください。

地域住民は「異議あり」粘り強く交渉

生活道路を閉鎖しないで!

 品川の小山7丁目、目黒の洗足2丁目の境目、弁天池の近くに洗足ガードがあります。ガードの下は、5差路になっていて周辺住民の生活道路、災害時の避難道路、救急車の侵入路として重要な道路です。この道路の閉鎖は地元の大問題です。

安全第一のまちづくりを求める

 平成7年、地域住民に、道路閉鎖の周知がされないまま、事業決定されました。ここにまず問題があります。
 閉鎖に気付いた住民の方々は『洗足ガード下通行止め反対、代替案反対住民の会」を結成し訴えています。どうしたら道路が使える状態になるか。都内地下鉄の線路勾配を調査し、専門家の協力も得て、立体交差と道路の通行と両方を可能にする提案をしました。ところが東急は「出来ない」の一点張り、東京都も「閉鎖やむなし」と計画どおりの実施を譲りません。地域のみなさんは、「第二延山小学校の避難場所まで行かれない」と心配しています。地域の安全を優先するまちづくりを求めています。

地震に関する地域危険度測定調査報告書
(東京都都市計画局平成10年)

 下表の避難危険度を注目してください。ランク5は最高値で、避難場所までの経路、距離、障害物など総合的に測定したものです。今でも危険な地域を更に、危険にする計画の見直しは当然と考えます。

  総合危険度 避難危険度
小山6丁目 3 5
小山7丁目 2 5
荏原7丁目 3 5
旗の台全域 3〜5 5