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いいぬま雅子 笑顔あふれるまちづくり。いいぬま雅子ニュース 2001年3月4日発行
第90号

iinuma@jcp-shinagawa.com
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みんなで考えたい
子どもたちが望む「放課後の生活」

 区は、2月8日、平成13年度の新事業についてプレス発表しました。翌日「朝日新聞」を読んだ方から「放課後・夏休みに補習」とはどのようなことかと問合せがありました。文教委員会の報告をします。

第二延山小学校でモデル実施
「すまいるスクール」開校
−教員が指導する放課後等対策−

○事業の目的
 放課後や休業の土曜日、夏・冬・春休みに、子どもたちが 学校で学習・スポーツ・遊び などのできる場を設け、豊かな人間関係をつくると共に、学力・体力・個性の伸長を図る
○事業内容
 ・旧第二延山幼稚園を改修し9月からモデル実施。
 ・月曜日〜土曜日は、放課後から6時まで
 ・休業の土曜日、夏・冬・春休みは、9時から6時まで
 ・対象は希望する1年から6年(同校)
 ・同校教職員中心に、指導助手、学校支援ボランテイアが指導にあたり、学習指導中心に、スポーツ、遊びを行う。
 ・運営委員会を置く。管理責任者は校長。
○事業予算
 ・改修費・・2000万円
 ・運営費・・ 500万円

学力低下対策なのか?

 「放課後の子どもたちに今必要なのは、友達との遊び・スポーツではないか」私の質問に、教育部長は「基礎基本ができていない」と学習を強調しました。学力対策ならば少人数学級の実現が求められるのではないでしょうか。

人員配置こそ大事

 「宿題や補習をやってくれれば助かる。でも先生のゆとりがなくなったら、授業の質が低下するのでは」「子どもの安全の為に、十分な人員配置をしてほしい」「教員は、新聞発表で始めて知った。1日10時間勤務の現状ではとてもやれない」「児童センターが近くにないので、遊び場ができるのうれしい。学童の子の生活はどこで受け入れるのか」など親・教師・地域の方々の意見が届いています。子どもたちの意見も区に届け、子どもたちが望む『放課後の生活』を実現しましょう。