3月12日予算特別委員会で、2003年民生・介護・国保・老健予算の審査をしました。いいぬまは高橋区制の象徴とも言える「プリスクール西五反田」の質問をし、区は子どもに責任を持つように求めました。

品川型就学前施設
「プリスクール西五反田」とは

　「保育園の持つ保護・教育機能にあわせ、スムーズな就学につなげる幼稚園型教育を、規制や慣行にとらわれず斬新な発想で事業展開できるようにするため、あえて認可幼稚園にせず、全く新しい就学前施設を区の責任で設置する」「品川区内私立幼稚園の園長の有志が設立するＮＰＯ法人に運営委託を予定。子育て支援センターも併設」以上区の説明です。

　 0〜2歳児は認可保育園、3〜5歳は無認可の幼児教育施設ふたつを合体させ2004年6月目黒川沿い西五反田3丁目大崎職員待機寮跡に設置します。

なぜ実例がないＮＰＯ法人委託？

　 品川で公立保育園、幼稚園の委託は初めてです。ましてＮＰＯへの委託は聞いたことがありません。（ＮＰＯ法人とは継続的、自発的に社会貢献する非営利団体）

　建設費だけでも3億円、運営費は？円税金を投入するにもかかわらず、私の質問に対し区とＮＰＯの関係を明らかに示しませんでした。

なぜ認可を取らないのでしょうか

　認可を取らないことで子ども達や父母の願う施設になるのでしょうか。私は私立幼稚園への援助は当然と考えますが、経営主体を明らかにすべきと求めました。
予算の審議でなぜ？の疑問の毎日です。政策決定過程が不透明、誰の為の区政でしょうか。議会の報告をすることが、区民参加の区政に近づ区一歩です。