予算特別委員会民生費報告
「保育園に預けたい」270人の受け皿に
安心・安全な認可保育園増設を
 子育て支援が急がれているのに、保育園に入れない子「待機児」が増えつづけています。国、都、区の待機児解消策は、「規制緩和と企業参入」による安上がり保育園つくりです。「保育園をたくさん作ってほしいけれど、つめ込み保育、人手不足の保育では心配」の声があがっています。子ども達の未来のために、認可保育園の増設を求め質問しました。

庭がない、窓もない「認証保育園」で子ども達は育つのでしょうか?

 認証保育園設置が各地に広がっています。「認証」とは、都の独自制度であり児童福祉法に基づかない、国基準以下の無認可保育園です。駅隣接のA型と、保育室制度からの移行をはかるB型があります。保育園不足を補う補完的役割は認めますが、子どもの育つ環境が問題です。

とんでもない!最低基準の引き下げ

 駅前A型とは

○0歳児の施設面積が3.3平方メートルが2.5平方メートルまで緩和
○職員配置は最低基準と同じとしながらも、延長・夜間保育など特別 保育配置がないため、最低基準は守れない。
○園庭がないため近くの公園を含めて認証を受けますが、1歳児6名 に1人の保育士(最低基準)で公園まで散歩に出られるでしょうか。最低基準の改善を求め続けているのです。

企業参入路線は国、自治体の責任放棄

 「企業間の競争に任せれば3分の1のコストで出来る」理事者と与党の言い分です。人件費を削り労働者を大切にしない企業が、子どもを育てることが出来るのでしょうか。児童福祉法には、国と自治体の保育責任が明記されています。

540億円基金を崩して
   認可保育園増設を!

 課長は「企業参入が問題とは考えない」と答弁。子ども達が心も体も元気に成長するための保障、増設を求めました。



地元に24階マンションが建設予定です。あなたのご意見をお聞かせください。

 平塚3丁目、中原街道沿い東京ガス跡地に、24階建ての共同住宅の建設が予定されています。
 品川区は土地が狭く高度利用も必要な部分もありますが、果たして24階建てが必要か疑問です。
 区内あちこちで、建築紛争が起こっています。日照、電波障害、風害、プライバシー保護様々な問題があります。
 また、都市部の高層建築が異常気象、ヒートアイランド現象を加速させるとも言われています。
 品川に住む皆さんは品川の未来どのような街づくりを望んでいらっしゃるのか。是非ご意見をお聞かせください。