予算特別委員会報告
やさしいまちづくりは
区役所の改善から
 「アルゼンチン国債購入問題」、理事長である高橋区長の責任追求で始まった第一回定例会は、7日から2002年予算の審査が始まっています。一回の質問は20分。「佐々木憲昭議員のように追及できたらいいな」と、夢見ながら夜な夜な質問づくりに精を出しています。

バリアフリーの議会を求める
3月12日いいぬま質問

 先日、車椅子の知人が、議会の傍聴に来てくれました。委員会室は車椅子が入れるのですが、本会議場は、階段に阻まれ、遠慮すると言われました。「議会傍聴においでください」とまちで訴えている私としては、やさしいまちづくりは、足元の議会棟の改善からと、質問をしました。
 車椅子対応のトイレがないのも困ったものです。2つ隣の防災センターまで移動しなければなりません。議会棟のバリアフリー計画と、とりあえず、車椅子対応のトイレの設置を求めました。

区役所前の横断歩道に音響信号を

 少し前、下神明方面から区役所に出勤の折、区役所から出てきた視覚障害者の方を見かけました。信号機が青に変わってもわからず、前からきた人に気付いて渡り始めたら赤信号になり危険でした。先日名古屋市に、ごみ減量で視察に出かけた折、まちのあちこちに、音楽の流れる信号機が設置されていました。視覚障害者の交通安全の欠かせないものではないでしょうか。区役所前設置を要求しました。

「障害を持つ方への接遇マニュアル」で職員研修を

 困っている人に「何かお手伝いをすることはありませんか」と声をかけること、結構勇気がいります。障害について正しい理解と、配慮が区民の中に広がるように、職員が率先して取り組んでほしいと求めました。答弁は、整備・要請・検討・・実現まで頑張ります。